「AFP認定研修のおすすめ講座はどれ?」
「AFP認定研修講座の選び方を知りたい」
「基本課程と技能士過程の違いは何?」
これらのお悩みにお答えしていきます。
AFP資格は、FPとして必要かつ十分な基礎知識を持ち、相談者に対して適切なアドバイスや提案ができるFP技能を習得した者に与えられる資格です。
そんな信頼ある資格を取得するためには、AFP認定研修を受ける必要があります。
結論から言うと、以下の5つの講座から選べば間違いありません。
- Check!アーティス(資格対策ドットコム):どんな条件でもOK!最安値で受講可能
- 資格の大原:大手で信用があるがその分費用はかさむ
- 日本投資環境研究所:みずほ証券子会社が運営。質問に制限あり
- フォーサイト:基本課程のみ。フルカラーテキスト
- ユーキャン:基本課程のみ。副教材も充実
なかでも、おすすめはアーティス(資格取得ドットコム)です!
基本課程・技能士課程の両方に対応しており、価格もお手頃で言うことなしです。
AFP合格後も、更新時に必要な単位が取得できる継続教育を受講可能。AFP関連ならアーティスがあればすべてまかなえますね。
ぜひこの記事を参考に、AFP認定研修の特徴を理解し、受講を検討してみてくださいね!
Contents
【おすすめ人気ランキングの前に】
そもそもAFP認定研修とは!内容をサクッと解説
AFP認定研修は、ファイナンシャル・プランニングに必要な6つの専門分野の知識を体系的に学習できる日本FP協会認定の研修講座です。
ファイナンシャル・プランニングの専門分野は下記の通り。
- 金融
- 税制
- 不動産
- 保険
- 相続
- 年金
研修は協会が認定した教育機関(資格学校等)で実施され、AFP取得のためには必ず受講する必要があります。
学習場所を選ばない通信講座での研修が一般的で、学習の最後に課題に基づいた「提案書」を提出します。
AFP認定研修は基本課程・技能士課程を知っておけばOK!どんな方におすすめなのか特徴や勉強期間をご紹介
AFP認定研修は以下の4種類があります。
- 基本課程
- 技能士課程
- 3級課程
- 税理士課程
これらの中でも代表的なものは「基本課程」と「技能士課程」です。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
1.基本課程【FP3級を持っていない方におすすめ】
FPは3級に合格して2級を受ける資格が与えられます。FP3級は難易度が低いとはいえ、実施回数も多くなく、飛ばしたい人もいるでしょう。
AFP認定研修を修了していればFP3級を保有していなくても、2級を受ける資格を得られます。
いずれAFP資格を取るのであれば、AFP認定研修を受けたほうがコスパ良いのです。
費用は3万円前後で、勉強期間は3~6ヶ月程度かかります。
2.技能士課程【FP2級を持っている方におすすめ】
すでにFP2級を持っている方は技能士課程で研修を受けましょう。
研修に必要な知識はすでに習得しているため、基本課程よりも短期間の通信講座で研修を修了できます。
費用は1万円前後で勉強期間は1ヶ月程度で合格可能です。
AFP資格の取得がおすすめな4つの理由
AFPはそもそも、FPとしての十分な基礎知識を持ち、顧客に対して適切なアドバイスや提案ができることを証明する資格です。
AFPの資格を取得するメリットは何があるのでしょうか?
こちらでは、AFPのメリットについて、以下4つの項目で解説していきます。
- 知識や技能をアップデートできる
- FP活動の場が広がる
- CFP資格審査試験の受験資格が得られる
- 転職や就活で有利になりやすい
順にみていきましょう。
1.知識や技能をアップデートできる
資格を取っても、数年経つと知識を忘れてしまったという経験はありませんか?特に暗記力が大切な資格であれば、忘れやすくなりますよね。
AFPは2年ごとに更新が必要なので、定期的に見直す機会が設けられます。また、毎月送付される会報「FPジャーナル」で最新情報をゲットできます。
資格取得後も知識や技能をアップデートすることで、顧客からも信頼されやすくなりますよ。
2.FP活動の場が広がる
AFP認定研修では提案書を作成する必要があります。そのため、研修が修了することには提案書の作成スキルを習得可能です。
提案書の作成スキルがあれば、顧客に説明するときに、よりわかりやすいプランを書面化できます。
また、セミナー講師としてお声がかかることも。個人で活動しようと考えている方は、独立の下準備としても活用できますよ。
3.CFP資格審査試験の受験資格が得られる
AFPを保有すると、CFPの受験資格が得られます。
CFPとは、世界共通水準のファイナンシャル・プランニング・サービスを提供できるプロフェッショナルであることを証明するFP資格です。
FPの高度な知識レベルを図る試験で、金融機関等にも高い評価を得られるのが特徴です。
CFPを保有しているとFP技能士1級の学科試験が免除されます。
FP技能士1級は実技は97.7%という合格率で、学科試験が15.01%という合格率です。FP技能士1級とCFPの両方の資格を取るなら、CFPから狙ったほうが効率が良いですよ。
4.転職や就活で有利になりやすい
AFPの資格を取得すると、転職や就職に有利になる場合があります。
特に転職時では、募集要項に歓迎されるスキルとして書いてある企業もあるので、取得して損はないです。
実務経験があると採用されやすいですが、未経験でもAFP資格でカバーできる可能性があります。
AFPの資格を取得しておくと、未経験でも経理職や金融機関への転職・就職を有利に進められるでしょう。
ちなみに、AFPの必修課題である提案書を作成するスキルは、自分のライフプランを考えるうえでも役立ちます。
スキルアップとして取得するのも良いですね。
AFP認定研修おすすめ人気ランキングTOP5【安くてフォロー充実】
AFP認定研修講座は、どのようなものがあるのでしょうか。
こちらではおすすめの通信講座を5つご紹介します。
- アーティス(資格対策ドットコム)
- 資格の大原
- 日本投資環境研究所
- フォーサイト
- ユーキャン
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.アーティス(資格対策ドットコム)
対応の可否 | 値段 | |
基本課程 | 〇 | 23,650円(税込・送料込) |
技能士過程 | 〇 | 11,550円(税込・送料込) |
講座代が安く、質問を何回行っても大丈夫なので、安心して取り組めます。
また、申し込んだその日から勉強を始められる点もメリットです。勉強のやる気がある時に始められるので、継続しやすくなりますよ。ぜひ受講を検討してみてくださいね!
なお、アーティスFP通信講座については、関連記事「【継続教育が人気】 アーティスFP通信講座(資格対策ドットコム)の評判とは!講師・テキスト・価格の口コミを紹介」にて詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!
【継続教育が人気】 アーティスFP通信講座(資格対策ドットコム)の評判とは!講師・テキスト・価格の口コミを紹介2.資格の大原
対応の可否 | 値段 | |
基本課程 | 〇 | 92,300円~(税込) |
技能士過程 | 〇 | 20,300円(税込) |
基本課程と技能士課程のどちらにも対応していますが、基本過程は値段が高くなるところに注意が必要です。
ただ、プロ講師が試験を徹底分析して、わかりやすいオリジナル教材を作成したり、熱のこもった徹底指導をしたりしています。
映像通学や教室通学なども選べますので、多くの選択肢から選びたい方は検討してみてください。
3.日本投資環境研究所
対応の可否 | 値段 | |
基本課程 | 〇 | 22,000円(税込) |
技能士過程 | 〇 | 10,450円(税込) |
みずほ証券株式会社の100%子会社である日本投資環境研究所は、リーズナブルな価格が特徴です。
eラーニングと通信講座での受講を選択でき、eラーニングだと申込み後すぐに学習をはじめられます。
スマホでの受講もできるため、ちょっとしたスキマ時間を使ってインプットすることも可能です。
質問は電話またはメールで専門講師が対応してくれます。ただし、質問の回数に上限があり、基本課程は20回までで技能士課程は10回までです。
試験対策教材として、A5版でコンパクトにまとめた学習テキスト、精選問題集(資産設計提案業務対応)を郵送してもらえるので、対策は十分だと言えますよ。
4.フォーサイト
対応の可否 | 値段 | |
基本課程 | 〇 | 60,800円〜(税込) |
技能士過程 | ー |
ただ、基本過程の対応しかしておらず、すでに2級技能士の資格を手に入れている方は、2度目の学習となってしまいます。
FP技能士2級に合格してから時間が経っている方は、復習を目的として受講するのも良いでしょう。
フォーサイトは受講生の合格率86.6%と高く、安心して受講できますよ。
5.ユーキャン
対応の可否 | 値段 | |
基本課程 | 〇 | 64,000円(税込) 4,980円(税込)×13回の分割払いも可能 |
技能士過程 | ー |
受講生の98%がFP初学者であり、初めての方でも安心して勉強できるよう、テキストはフルカラーでわかりやすく解説してくれています。
また、修了課題である提案書の作り方を基礎から学べる「提案書の作り方 ─ナビ─」や、実技試験への対応力をつける「実技試験攻略BOOK」など、副教材も充実。
1日3問までなら質問可能なので、アフターフォローも充実していると言えるでしょう。
AFP認定研修講座の3つの比較基準を紹介
では、AFP認定研修講座は、どのように選べばいいのでしょうか?
ここからは、AFP認定研修講座の3つの比較基準をご紹介します。
- フォロー体制が充実しているか
- 費用がどのくらいかかるか
- 開始時期はいつからか
以下で詳しく解説します。
1.フォロー体制が充実しているか
AFP認定研修では「提案書」の作成が必要です。
提案書とは、家計の収支をまとめる「キャッシュフロー表」を作成し、経済面から生活設計を提案するために作成するものです。
FP業務に携わり、提案書を作成した経験がある方はそこまで苦労しないでしょう。
ただ、提案書の作成がない方は、数ヶ月程度を要することもあります。そのため、Web完結型の講座よりも質問を何回でも受けられるフォロー体制が整った講座を選んでください。
2.費用
費用は研修講座によってマチマチで、数万円~数十万円程度かかります。
「費用は高いほうが良いのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、ぶっちゃけAFP認定研修講座の内容だと、そこまで大きな差はありません。
反対に費用が安い方を選ぼうとすると、フォロー体制がしっかりしていない可能性もあるので、注意が必要です。
費用の安さだけで判断するのではなく、提案書の作成時に質問ができるかなどのサポート体制を吟味してから申し込むようにしましょう。
3.開始時期
何か勉強を始めるときは、申し込みを行った日のやる気が一番高いですよね。
ただ、通信講座などは申し込みを行い、実際に教材やDVDが届くまでに3日くらいかかってしまいます。
一方で、アーティス(資格取得ドットコム)などのAFP認定研修講座は、Webで申し込んだ直後にメールでIDとパスワードが送られてきます。すぐに動画を見たり、テキストを読みはじめたりできるため、おすすめですよ。
ぜひ今回の記事を参考に、AFP認定研修の講座を受講し、資格取得を目指してみてください!