「簿記がアプリで勉強できるって本当?」
「おすすめの簿記アプリを教えて」
「アプリの勉強だけで合格できるの?」
そんなお悩みにお答えします。
最近流行りなのが、スマホやタブレット端末を使った勉強法。学校教育にも導入され、モバイル端末を使った学習が世間に浸透し始めています。
なかでも、簿記資格までスマホで勉強できるということはご存知でしょうか。
アプリをインストールするだけで、あなたのスマホが参考書・問題集に早変わりするので、時間に余裕がない方にも重宝されています。
そこで、この記事では
- 簿記アプリの役割
- 簿記勉強アプリの選び方
- おすすめアプリ5選
- アプリで勉強する際の注意点
と、これから勉強アプリを導入したい方に向けて、イチから解説していきます。
ぜひこの記事を参考に、スキマ時間の使い方を見直してみてください!
Contents
簿記勉強はアプリでできる!概要を30秒でサクッと解説
簿記の勉強は机に向かってするもの、という固定観念を抱いていませんか?
でも実は、たくさんの簿記勉強用スマホアプリがリリースされており、いつでもどこでも勉強できる環境が整備されつつあります。
たとえば、市販のテキスト顔負けの参考書がWebで見れたり、スマホアプリの機能を用いて一問一答を気軽に解けたりして、知識の定着が図れます。
通勤時間や家でテレビCMが流れている時間など、ちょっとした空き時間に勉強を進められるので、忙しい現代人にはおすすめの勉強法ですよ!
ただし、アプリだけで合格することは難しいので、机に向かう勉強と並行して行うようにしましょう。
簿記勉強をアプリでするのがおすすめの理由
紙の単語帳を持ち歩いたり、Web上の動画コンテンツを視聴したりと、スキマ時間の勉強法はたくさんあります。
そのなかでも、アプリを使った学習は特におすすめです。
なぜなら、以下のような理由があるからです。
- お手軽に勉強できる
- スマホの機能を使って楽しく勉強できる
- 無料で使えるものもある
それぞれ見ていきましょう。
1.お手軽に勉強できる
アプリを使うと、簿記の勉強がいつも持ち歩いているスマホで完結します。
いつでもどこでも勉強できるようになるので、通勤・通学などのちょっとした時間を有効に使えるでしょう。
また、Wi-Fi環境でダウンロードしておくだけで、オフラインでもアプリが利用できるので、通信量も気になりません。
ホーム画面の押しやすいところにアプリを配置しておけば、気軽に勉強をスタートできますよ。
2.スマホの機能を使って楽しく勉強できる
〇✕クイズ形式・4択問題形式などゲーム感覚で気楽にできるので、苦手意識のある分野の勉強もはかどります。
特に一問一答アプリなら、間違えた箇所を覚えておいてくれたり、気になる問題にしおりをつけておいたりできるのもメリット。
ノートでいちいち記録をつける必要がないので、手間暇をかけることなく、苦手分野を重点的に勉強できるでしょう。
スキマ時間でなくても、ちょっと勉強が煮詰まったときの気分転換としても使えますよ。
3.無料で使えるものもある
勉強アプリのなかには、無料で使えるものまで。こちらを利用すれば、費用をかけずに簿記の勉強を始められますよ。
とはいえ、一定のところまで学習を進めると利用に制限がかかってしまうのが、無料版のつらいところ。お金を払わずすべての機能を使うことはできないので、あらかじめ理解しておきましょう。
そのため、無料版で使ってみて良かったものに課金するのがおすすめです!
実際、有料版でも価格はテキスト1冊に満たないことが多いので、紙の参考書の購入はほどほどにしておき、アプリを1点買ってみると良いでしょう。
簿記勉強アプリの選び方
簿記のアプリはたくさんあって、どうやって選べばいいか迷いますよね。
以下3つの観点で考えると選びやすくなりますよ。
- 解説が分かりやすいもの
- 過去問に取り組めるもの
- 自分の好みのデザインのもの
それぞれ解説します。
1.解説が分かりやすいもの
解説が不十分だと、間違えた理由を探すのにかえって時間がかかり非効率です。効率よく勉強するために、わかりやすい解説がついているものを選びましょう。
最近では、講義動画を見ながら勉強ができるアプリも配信されています。授業のように講師の話を実際に聞きながら勉強できるので、理解が深まります。
テキストだけだと分かりにくい部分も、動画解説があれば勉強しやすくなりますね。
2.過去問に取り組めるもの
簿記の勉強をするうえで、過去問対策は欠かせません。なぜなら、本番の試験と難易度がほとんど同じだからです。
そのため、過去問に挑戦できるアプリを選ぶと、実践的な演習を多くこなせるのでより万全な状態で本試験に挑めるようになるでしょう。
試験問題を解くことで、自分の実力を知れるという副産物も。インプット・アウトプット両面から見て、過去問の存在は大きいですよ。
3.自分好みのデザインのもの
自分にとって見やすいかどうかは、勉強を続ける上で大事な要素です。好みじゃないとやる気にならなかったり、上手く扱えなかったりします。
自分に合ったものかどうかは、実際にアプリを触ってみないと判断できないので何個か試してみるのがいいでしょう。
良いと思うアプリが見つかったら、浮気せずに1つだけをやり込むようにしましょう。
簿記勉強におすすめのアプリ5選
簿記勉強アプリはたくさんあって、どれを使えばいいのか気になりますよね。
簿記の勉強におすすめのアプリ5つを紹介します。
- パブロフ簿記3級lite
- 仕訳簿記3級
- 簿記3級 解説付き問題集
- 簿記3級試験問題対策アプリ|オンスク.JP
- 簿記3級一問一答(過去問踏襲)
1つずつ見ていきましょう。
1.パブロフ簿記3級lite
パブロフくんは、簿記試験のテキストや問題集もある人気のシリーズです。書籍も出版されているので安心して勉強できますね。
ネット試験と紙の試験どちらにも対応しています。
解説動画もついているので、詳しく解き方がわかるようになりますよ。
入門編からレベルごとに問題が作られているので、計画的に学習を進められるでしょう。分野別に苦手な部分を練習できるので、重点的な復習にも最適です。
lite版は、無料で勉強できるお試し版なので問題数が少ないです。もっと演習したい方は、課金か問題集を別で購入した方がいいでしょう。
パブロフくんの可愛い雰囲気で勉強したい人におすすめです。
2.仕訳簿記3級
仕訳簿記3級なら、問題ページを左右にスワイプするだけで直感的に簿記の仕訳の知識が身につけられるので、仕訳のスピードが上がります。
操作方法だけでなく、画面レイアウトもシンプルなので飽きずに続けられるでしょう。
過去問の点数を細かく記録できるので、自分の成長度合いが一目で分かりますよ。
苦手な問題の傾向をアプリが認識し、出題してくれるので効率的に勉強できます。知りたいことが簡潔に書かれているので、初心者でも安心して取り組めるのもありがたいですね。
シンプルな画面と分かりやすい操作が好きな方におすすめです。
3.簿記3級 解説付き問題集
簿記3級 解説付き問題集は、基本から分野別に802問と充実した問題数を取り揃えているのが魅力です。全ての問題にしっかりとした解説が付いているのでありがたいですね。
全ての機能や問題を無料で利用できるのも嬉しいポイント。
間違った問題をチェックしておき、後から何度も復習できるので、苦手分野も克服に繋がります。
仕訳を勉強するのに適したアプリなので、仕訳を特化したい人におすすめです。
実際の試験とほぼ同様の出題・解答形式なので、第一問の仕訳の練習になり満点を狙えるレベルになれるでしょう。
4.簿記3級試験問題対策アプリ|オンスク.JP
Web上で資格試験の対策ができるサブスクサービス「オンスク」のアプリです。
たとえば、以下のような飽きない勉強の工夫が見られます。
- スライドを使ったプロ講師の講義ムービー
- 一問一答形式の問題演習
- 資格や勉強法に役立つ情報マガジン
ただし、無料版では初級問題まで。それ以降は課金しなければいけません。
なお、オンスクについては、関連記事「【独学のお供に】オンスクの簿記通信講座の口コミ・評判とは!月額制で学び直しにも最適」で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【独学のお供に】オンスクの簿記通信講座の口コミ・評判とは!月額制で学び直しにも最適5.簿記3級一問一答
簿記3級一問一答(過去問踏襲)は、問題・テスト・暗記・設定の4つのモードがあり、状況に合わせた学習ができるのが特長。
経理や財務の基本知識の習得もできるので、知識だけ身につけたくて簿記試験を受けない人にもおすすめ。
一問一答で使いやすく、全問解説付きで自己学習に最適です。また、暗記モードでは苦手問題を重点的に取り組めるので、最後の追い込みとして重宝します。
300問以上が無料で練習できるので、試験対策もバッチリできるでしょう。
簿記勉強をアプリで行うときの注意点
便利な簿記アプリですが、3つ注意点があります。
- 電卓の練習ができない
- 集中力がきれやすい
- アプリの提供・サポート終了の可能性がある
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.電卓の練習ができない
簿記の本試験では電卓を使った集計作業が求められますが、アプリ上で問題を解くと電卓の練習ができません。
特に、計算問題は手を動かさないと身につかないので、アプリでは不十分と考える方が多いでしょう。
そのため、暗記問題はアプリで直感的に覚えていき、計算問題はテキストやノートを使うなど、さまざまな勉強法を使い分けることが大切です。
アプリ学習とは別に問題演習を行い、電卓に慣れておきましょう。
2.集中力がきれやすい
スマホにメッセージが来ると返信したくなりますよね。誘惑の多いスマホで勉強すると、他のアプリで遊んでしまうことがあります。
通知をオフにするなどの対策を講じて、意識がそれないようにしましょう。
アプリで勉強する時間を定めて取り組むのもおすすめです。
なお、スマホの電源が切れると学習できなくなります。何かあった時のために、モバイルバッテリーを持ち歩くと安心して外で使えますよ。
3.アプリの提供・サポート終了の可能性がある
アプリなので、急に使えなくなることがあるかもしれません。
また、リスクはサポート終了だけでなく、アップデートにより使いにくくなる可能性もあります。
もし勉強をアプリだけに頼り切ってしまうと、データがなくなったり、使えなくなったりなどの問題が発生したときに対処できません。
何があるかわからないものなので、簿記勉強のための補助ツールとして使いましょう。
ぜひこの記事を参考に、簿記の勉強にアプリを導入してみてください!