「AFP認定研修はどこが安いかな?」
「なるべく安くするにはどうしたらいいんだろう?」
「AFPになった後にかかる費用はどのくらい?」
このような疑問にお答えします。
AFPはファイナンシャルプランナーの民間資格。AFP認定研修は比較的難易度が低いため、通信講座を選ぶ際は費用を重視する方が多いようです。
そこでこの記事では、以下のテーマに沿ってAFP認定研修の費用についてわかりやすくまとめました。
- AFP認定研修の最安値はアーティス
- 費用相場を詳しく解説
- パターン別・費用を安く抑える方法
- AFPを取得した後にかかる費用
ぜひこの記事を参考にAFP認定資格の費用について理解し、資格取得に挑戦してみてください!
Contents
【結論】AFP認定研修の最安値はアーティス!概要をサクッと解説
AFPの認定研修を受けるなら、業界最安値かつ実績のあるアーティス(資格取得ドットコム)がおすすめ。教材の内容をみると、かなりコスパが良いのがわかります。
AFP認定研修の取り扱いがある、主な通信講座の受講料を比較してみましょう。(この記事の金額やデータはすべて2022年6月時点のものを掲載しています)
運営会社 | 基本課程(税込) | 技能士課程(税込) |
アーティス(資格取得ドットコム) | 22,000円 | 8,800円 |
日本投資環境研究所 | 22,000円 | 10,450円 |
FPK研修センター | 35,200円 | 8,800円 |
ゆうちょ | 35,700円 | 24,000円 |
資格の大原 | 65,100円 | 20,300円 |
AFP認定研修の基本課程と技能士課程では、どちらもアーティスが最安値です。そんなアーティスの特徴は以下のとおり。
- 年間約40万人に利用されている
- 銀行のほぼすべてが利用している
- 圧倒的な低価格
上記のように、アーティスのオンライン講座は、銀行や証券会社から絶大な支持を集めています。
AFPの認定研修を受けるなら、低価格で実績のあるアーティスを選べば間違いないでしょう。
AFPになるには認定研修の受講が必須!概要をサクッと解説
AFPは「日本FP協会が認定した教育機関で認定研修を修了」と「FP2級に合格」が認定の条件です。
この認定研修は教育機関での受講が必須となっており、独学で学ぶことはできません。必ずどこかの講座を受講する必要があります。
AFP認定研修は4種類あり、内容は以下のとおり。
- 基本課程
- 技能士課程
- 3級課程(現在取扱いなし)
- 税理士課程(税理士の方向け)
上記のように、大半の方は基本課程と技能士課程の2つから選ぶことになります。
※基本課程と技能士課程の費用については後ほど詳しく説明していきます。
AFP認定研修は「提案書を作成できるようになること」を目的として学習を進めます。
この提案書とは、ライフプランを実現するための計画書のこと。
提案書作成はわからない点が出てくると行き詰まってしまうため、通信講座を選ぶ際は質問サービスがついているものを選ぶのがコツです。
さて、次から認定研修2種類についてそれぞれ解説していきますが、前提知識として「認定研修の修了」と「AFPに認定」の違いを把握しておきましょう。
「認定研修修了と2級合格」が完了したら「AFPに認定」の申請を出せます。
AFP認定研修 基本課程の費用相場を詳しく解説
AFP認定研修の「基本課程」はどのような特徴があるのでしょうか。
こちらではAFP認定研修の基本課程について、以下3つの項目で解説していきます。
- 基本課程とは
- 基本課程の費用相場
- 基本課程の流れ
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.AFP認定研修 基本課程とは
AFP認定研修の基本課程は「2年以上の実務経験がなくFP3級を持っていない方」が対象。研修を修了するとFP2級の受験資格が得られます。
技能士課程との大きな違いは、提案書を作成するタイミングが「FP2級の受験前」であること。
基本課程はFP3級と2級の勉強をしながらAFPの提案書を作成するため、かなりスケジュールがタイトになります。
2.AFP認定研修 基本課程の費用相場
AFP認定研修の基本課程はFP3級の知識がない方向けなので、学習内容は「FP3級・2級+AFP」と、かなり広範囲。教材の量が多いので、価格も当然高くなります。
基本課程の価格帯は税込22,000円~169,290円と、かなり大きな価格差があります。
その中でも安い価格帯のものをピックアップしたのが下の表です。
運営会社 | 基本課程(税込) |
アーティス(資格取得ドットコム) | 22,000円 |
日本投資環境研究所 | 22,000円 |
FPK研修センター | 35,200円 |
ゆうちょ | 35,700円 |
フォーサイト | 57,800円 |
上記は「質問サービスがついていて価格が安いもの」を取り上げました。
アーティスと同価格の日本投資環境研究所は、みずほ証券の子会社。上記のアーティスと日本投資環境研究所の教材を比較してみましょう。
- アーティス:FP総論・WEB版テキスト・冊子版テキスト・問題集・模擬試験4回分・過去問題5回分解説付・AFP用テキスト・提案書サポート動画・模擬試験分析・要点暗記帳
- 日本投資環境研究所:FP総論・テキスト・問題集(計3冊)
教材をみる限り、アーティスの方がコスパが良さそうです。
3.AFP認定研修 基本課程の流れ
AFP認定研修基本課程の、受講申込から認定までの流れは以下のとおりです。
- AFP認定研修に受講申込
- AFP認定研修:テキストや動画で勉強
- 提案書を作成・提出:提案書が不合格なら再度提出する
- AFP認定研修を修了:FP2級の受験資格が与えられる
- FP2級を受験:学科と実技を受験する
- FP2級に合格:学科と実技の両方合格する
- AFP認定:所定の手続きをすれば認定される
基本課程ではFP2級の受験申請期限までにAFP認定研修を修了しておく必要があるため、逆算すると次のFP試験の3ヶ月以上前にAFP認定研修の受講申込を終わらせておかなくてはいけません。
基本課程はスケジュール調整がポイントになるので、必ず予定を立ててから受講申込をしましょう。
AFP認定研修 技能士課程の費用相場を詳しく解説
AFP認定研修の「技能士課程」はどのような特徴があるのでしょうか。
こちらではAFP認定研修の技能士課程について、以下3つの項目で解説していきます。
- 技能士課程とは
- 技能士課程の費用相場
- 技能士課程の流れ
1つずつ解説していきます。
1.AFP認定研修 技能士課程とは
AFP認定研修の技能士課程は「FP2級に合格している人」が対象です。
合格が確定後(試験から約40日後)、認定研修を受けて修了するとAFPに認定されます。
技能士課程はFP2級に受かってから申し込みするため、ゆっくり取り組めるのがメリット。
デメリットは、3級の受験勉強開始からAFP認定まで早くとも7カ月以上はかかるので長丁場になることです。
2.AFP認定研修 技能士課程の費用相場
AFP認定研修の技能士課程はFP2級に合格してから取り組むため、学習内容はAFPの範囲のみ。実質提案書の書き方を学ぶだけです。
基本課程に比べて教材の量がかなり少ないので、価格も当然安くなります。
技能士課程の価格帯は、税込8,800円~24,300円。こちらも基本課程ほどではありませんが、それでも3倍近く開きがあります。
その中でも安い価格帯のものをピックアップしたのが下の表です。
運営会社 | 技能士課程(税込) |
アーティス(資格取得ドットコム) | 8,800円 |
FPK研修センター | 8,800円 |
日本投資環境研究所 | 10,450円 |
LEC東京リーガルマインド | 15,400円 |
ゆうちょ | 24,000円 |
上記は「質問サービスがついていて価格が安いもの」を取り上げました。
アーティスと同価格のFPK研修センターは、FPに特化した専門学校。上記のアーティスとFPK研修センターの教材を比較してみましょう。
- アーティス:FP総論・WEB版テキスト・AFP用テキスト・提案書作成ツール・確認問題・提案書サポート動画
- FPK研修センター:FP総論・テキスト+PDF・AFP用PDF・提案書作成ツール
アーティスとFPK研修センターでは、教材の内容はそれほど大きな差はありませんが、アーティスには提案書サポート動画がついているのが魅力。
慣れない提案書の作成も、動画があれば心強いでしょう。
3.AFP認定研修 技能士課程の流れ
AFP認定研修技能士課程の、受講申込から認定までの流れは以下のとおりです。
- AFP認定研修に受講申込
- AFP認定研修:テキストや動画で勉強
- 提案書を作成・発送:提案書が不合格なら再度発送する
- AFP認定研修を修了
- AFP認定:所定の手続きをすれば認定される
技能士課程はFP2級の受験後ということもあり、知識はすでに身についているはず。すると実質、提案書の作成をクリアすれば良いだけです。
ただ、FP2級の合格が確定(試験から約40日後)してからしか受講申込ができないので、覚えたことを忘れないように復習が必要かもしれません。
受講申込から1年間を超えると期限切れになるため、それまでに提案書を発送・合格しておきましょう。
AFP認定研修の費用を安く抑える方法【パターン別に解説】
FPはお金の専門家。AFPをとる時も、専門家らしく費用を抑えて賢く受講したいですよね。
こちらではAFP認定研修費用を安く抑える方法について、以下4つのパターンに分けて解説していきます。
- まだFP資格を持っておらず時間的な余裕がある人
- まだFP資格を持っておらず急いでAFPを取得しなければいけない人
- FP3級を持っている人or実務経験が2年以上ある人
- FP2級を持っている人
では順にみていきましょう。
1.まだFP資格を持っておらず時間的な余裕がある人
これからFPの勉強を始める方で、特に急いでAFPになる必要がない方は「FP3級から受験する」か「FP2級から受験する」かの、どちらかを選ぶことになります。
この場合、FP3級を受験してからアーティスの技能士課程を申し込むルートのほうが安くなります。
さっそく金額を確認してみましょう。
FP2級(学科・実技)受験料:11,700円
AFP(アーティスの技能士課程)受講料:8,800円
合計:28,500円
アーティスの技能士課程は冊子版テキスト付きの11,550円コースと、冊子版テキストなしの8,800円コースの2種類ありますが、ネット環境があるなら8,800円の「冊子版テキストなし」でも問題ないでしょう。
このルートは時間に余裕を持てるので、勉強に自信のない方にもおすすめです。
2.まだFP資格を持っておらず急いでAFPを取得しなければいけない人
FPの勉強がこれからで、急いでAFPの認定が欲しい方は、FP3級をとばして「FP2級から受験する」ルートを選びましょう。
AFP認定研修は基本課程を選択します。具体的には以下をご覧ください。
AFP(アーティスの基本課程)受講料:22,000円
合計:33,700円
アーティスの基本課程は講義動画付きの23,650円コースと、講義動画なしの22,000円コースの2種類あるので、お好みのほうを選んでください。
上記の試算では、講義動画がない安いほうで計算しています。
このルートはスケジュールがタイトで、期間内に提案書を合格しないとFP2級を受験できなくなり、かえって時間と費用がかかってしまう結果に。
基本課程は勉強が得意な方や、勉強時間が十分にとれる方に向いているでしょう。
3.FP3級を持っている人or実務経験が2年以上ある人
「FP3級を持っている」もしくは「実務経験が2年以上ある」方がAFPを目指す場合は、FP2級の受験資格を満たしているので先にFP2級をとってからAFP認定研修技能士課程を受講しましょう。
具体的な金額は以下のとおり。
AFP(アーティスの技能士課程)受講料:8,800円
合計:20,500円
やはり技能士課程は安いですね。
4.FP2級を持っている人
FP2級を持っている方がAFPの認定を受ける場合は、技能士課程を受講しましょう。
必要な金額は以下のとおりです。
合計:8,800円
FP2級を取得してから時間がたっている場合は復習をしておいたほうがいいかもしれません。
アーティスならスマホでも勉強できるので、スキマ時間を利用して学習できます。
AFPを取得した後にかかる費用
AFPの認定を受けた後、資格を維持するには以下のような費用が発生します。
- 日本FP協会入会費:1万円
- 年会費:12,000円
- 継続教育研修費(2年に1回):税込2,640円(アーティスのFP資格継続教育パックを利用した場合)
AFPに認定された後は、最初に入会費が1万円必要になるだけでなく、年会費も毎年12,000円必要です。
また、AFPには登録期限があるので、資格を維持するには2年に1回登録を更新しなければいけません。
更新するには「2年間で15単位以上の研修」が条件になっており、その費用が上記の「継続教育研修費」です。
継続教育研修の内容は選択内容によって金額は変動し、選び方によっては10万円以上になる場合も。
継続教育研修も認定時と同様、教育機関がセット販売しくれているので、それを利用すれば手軽で安くつきます。
各教育機関の継続教育研修(15単位以上とれるセット)の価格は次のとおり。
運営会社 | 継続教育(税込) |
FP研究所 | 2,530円 |
アーティス(資格取得ドットコム) | 2,640円 |
FPK研修センター | 2,700円 |
日本投資環境研究所 | 3,300円 |
山田コンサルG | 3,300円 |
継続教育研修はFP研究所が最安値ですが、セットの種類は1種類だけです。
FP研究所より110円高いアーティスの場合は、21種類もある中から選べるので、自分が興味のある分野を学習できます。
AFPを検討するならメリットを見極めよう!取得に必要な認定研修は費用を抑えて安く受講
AFPになるとどのようなメリットがあるのか、みてみましょう。
- 信用を得られる
- 最新情報を得られる
- 会合に参加すると人脈ができる
- 就職や昇給で有利になる場合がある
- CFPの受験資格を得られる
AFPになると研修などで最新の知識をインプットできるので、それが信頼につながります。
また、AFPの上位資格であるCFPを目指すなら、AFP取得は必須となります。
AFPになると毎年費用が発生しますが、実務を行ううえでは大きなメリットがあるといえるでしょう。
アーティスを利用すれば資格取得時も継続時も費用を最小限に抑えられるので、ぜひこの記事を参考にAFP資格の取得を目指してみてください!