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【履歴書に書ける】簿記2級が転職に有利な3つの理由!成功につながる4つの秘訣も紹介

「簿記2級があれば転職できる?」
「簿記2級はどんな職種で活かせる?」
「簿記2級は転職で評価される?」

そんなお悩みにお答えしていきます。

簿記2級は合格率が低く難易度の高い会計知識が身につくため、転職に役立つ資格の1つです。

しかし簿記2級を保有すれば誰でも簡単に転職できるわけではありません

簿記2級を活かして転職を成功させるには、さまざまなコツがあります。

そこで、この記事では

  • 簿記2級取得者の年収
  • 簿記2級が転職に有利な理由
  • 簿記2級を活かせる仕事
  • おすすめの転職エージェント
  • 転職を成功させるコツ
  • 転職に役立つ簿記2級と合わせて取りたい資格

と、簿記2級取得者の転職について詳しく解説していきます。

ぜひこの記事を参考に、簿記2級の資格を活かして転職を成功させてみてください!

簿記2級があれば未経験でも転職できるのか?サクッと解説

簿記2級を取得すれば、誰でも簡単に転職ができるのでしょうか?

こちらでは、簿記2級取得者の転職事情について、以下3つの項目で解説していきます。

  1. 簿記2級の概要
  2. 未経験での転職は年齢による
  3. 簿記2級取得者の平均年収

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.簿記2級の概要

簿記2級は経営管理に役立つ知識として、企業から求められる民間資格。

試験範囲は工業簿記と商業簿記の2つです。商業簿記では3級よりレベルアップした内容が出題され、工業簿記では素材を加工して販売するまでの帳簿付けの知識が求められます。

2021年からはネット試験が実施されたため、年3回の試験以外にいつでも受験できるようになりました。

簿記2級の概要については関連記事「【注目度UP】簿記2級は難しくなって価値ある資格に!難易度・合格点・合格率を徹底解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!

【注目度UP】簿記2級は難しくなって価値ある資格に!難易度・合格点・合格率を徹底解説

2.未経験での転職は年齢による

簿記2級取得者で未経験転職ができるかは年齢に左右されます。

20〜30代の場合は簿記2級も持っていれば未経験でも転職が可能な場合が多数成長する未来があり、未経験で簿記2級を取得したことが評価されるためです。

40代以降は実務経験がないと簿記2級を持っていても実績がなければ転職は困難

しかし、40代活躍中や未経験OKのような条件が記載されている求人もあるので、可能性は0ではありません。まずは数社に応募して、転職活動を始めてみましょう。

3.簿記2級取得者の平均年収

経理職の簿記2級取得者の気になる年収は以下の通りです。

  • 未経験からの転職者:300万円
  • 実務経験1〜2年:300〜450万円
  • 実務経験3年以上:350〜600万円

未経験で転職した方でも実務経験を積みながら結果を残せれば、大手企業への転職も可能です。1社に継続して年収を伸ばすより、転職を繰り返してキャリアアップを目指しましょう

より良い企業へ転職するためにも、転職エージェントの利用がおすすめです。

自身の市場価値を把握でき、キャリアプランも提案してもらえます。無料で利用できるところばかりですので、転職を考えたら登録してみてください。

簿記2級が転職に有利な理由3選

簿記2級は履歴書に書ける民間資格ですが、なぜ企業に評価される資格なのでしょうか?

こちらでは、簿記2級が転職する際に評価される理由について、以下3つの項目で解説していきます。

  1. 合格率の低い資格である
  2. 実際に役立つ知識がある証明ができる
  3. 経営状態を判断できる

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.合格率の低い資格である

簿記2級の平均合格率は15〜30%と低く、まれに8.6%のような難問が出題されることもあります。

勉強時間も300時間は必要と言われており、半年近く勉強しなければなりません。そのため、継続した努力ができる人という印象を企業に与え、評価されやすいです。

また、簿記2級を取得できることは経理職やお金に関する職種への適性があると判断されます。

お金に関する知識があり継続した努力ができる人材のため、企業から高い評価を得られるでしょう。

2.実際に役立つ知識がある証明ができる

簿記2級の取得は会計の基礎知識をマスターしている証明になります。

3級とは違い工業簿記を学習するため、幅広い業務に対応可能です。商業簿記も3級より難易度の高い、実務に活かせる内容となります。

特に、税効果会計や連結会計が新たに登場し、実際の仕事でも活かせるでしょう。

3.経営状態を把握できる

簿記の知識があれば、企業の決算書を作成できるため、会社の経営状態を読み解けます。

営業職の場合、キャッシュに余裕のある企業へ訪問できれば、商品を売り結果を出しやすいです。

また、自社の経営状態を判断し、経営改善のアドバイスができると付加価値の高い経理として優遇されます。

転職する際にも実績として示せるため、好条件の企業へ転職できるきっかけとなるでしょう。

簿記2級を活かせる職種

簿記の知識を持つことで、さまざまな職場で活躍できます。

こちらでは、簿記を活かせる仕事について、以下4つの項目で解説していきます。

  1. 経理職
  2. 会計事務所
  3. 営業職
  4. 金融関係

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.経理職

会計ソフトに数字を入力するだけで、経理が務まると考えている人もいるようですが間違いです。

経理職に簿記の知識は必須。会計ソフトに入力する数字が正しいかどうか人間の手で判断する必要があります。

そのため、簿記2級の知識があれば、経理として正しい判断ができる人材である証明となります。工業簿記も理解しているため、幅広い会社で活躍できるでしょう。

2.会計事務所

会計事務所でも簿記2級を活かして仕事を行えます。

  • 税金の申告
  • 帳簿付け
  • 会計
  • 有価証券 など

上記のような基本スキルが身に付いているため、会計事務所への転職がしやすいです。

会計事務所の他に税理士事務所への転職も有利に進められます。今後、公認会計士や税理士を目指している方には良い転職先となるでしょう。

3.営業職

あまりお金とは関係のなさそうな営業職でも簿記2級の知識を活かせます。

営業でよく使われる単語は簿記の学習で理解可能です。

  • 減価償却
  • 決算書
  • 原価率
  • 回転率

用語を理解することで営業先へ適切なセールスを行えます。

簿記の知識を活かし数字を使って営業できれば、分かりやすいプレゼンで取引を有利に進められるでしょう。

4.金融関係

簿記はお金を扱う資格のため、金融の現場でも役立ちます。

銀行は企業に融資やコンサルをするため、決算書などの資料を読み解く能力が必要です。

  • 融資:企業の状態を判断し、融資するかの判断をする
  • コンサル:企業の状態を解析し、理想の決算をするための行動を提案する

お金を専門に扱う金融業界で、簿記の知識は必要不可欠と言っても過言ではないでしょう。

簿記2級の資格を活かしやすい転職エージェントおすすめ3選

転職エージェントは転職者の強い味方となります。

人によって相性の良し悪しが分かれ、それぞれのエージェントで未公開求人を抱えているため、複数登録して面談を受けてみるのがおすすめです。

こちらでは、会計や経理への転職に強みがある転職エージェントについて、以下3つの項目で解説していきます。

  1. ジャスネットキャリア
  2. MS-JAPAN
  3. リクルートエージェント

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.ジャスネットキャリア

ジャスネットキャリアは以下のジャンルに強みのある転職エージェントです。

  • 会計
  • 税務
  • 経理
  • 財務分野

対応地域が広く海外の求人もあり、対応年齢が20代〜40代と幅広いのも魅力です。数多くの非公開求人を掲載しており、職務経歴書や面接対策を手厚くサポートします。

登録無料のため、気になる方は登録してみてください!

2.MS-JAPAN

MS-JAPANは管理部門や士業の転職に力を入れている転職エージェントです。

企業情報が豊富なため、入社後の企業と転職者のミスマッチが起きにくい特徴があります。キャリアアドバイザーから専門的なアドバイスも受けられるため、転職に慣れていない人も安心して利用可能です。

しかし、対応地域が都市圏に集まっているため、利用できる人が限られてしまうデメリットもあります。

  • 東京
  • 神奈川
  • 愛知
  • 大阪

都市圏に住んでいる方や引っ越しができる方は検討してみてください。無料で利用できるため、気になる方はぜひ登録しましょう。

リクルートエージェント

 

リクルートエージェントは転職支援業界で日本トップクラスの転職エージェントサービス。

求人の掲載数が他エージェントサイトより圧倒的に多くリクルート限定の独占企業があるのも強みです。

しかし、数多くの求人の中には悪質な案件もあるため、見極めが必要になります。担当するエージェントによっては転職を急かしたり、話を聞かなかったりなど悪い評判もあるようです。

転職する際にはエージェントの言いなりにならず、自分自身で判断する力も必要です。人任せにせずに強い芯を持って転職に臨みましょう。

登録無料で転職を支援してもらえるため、気になる方は利用してみてください。

簿記2級を活かした転職を成功させるコツ4つ

簿記2級は転職に有利とはいえ民間資格です。取得すれば簡単に転職できるような万能な資格ではありません

転職を成功させるには事前の準備がとても大切です。

こちらでは、転職を成功させるためのコツについて、以下4つの項目で解説していきます。

  1. 身だしなみを整える
  2. 面接対策はしっかり行う
  3. 転職先の条件を明確にする
  4. 複数社に挑戦する

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.身だしなみを整える

企業との面接の際には身だしなみをしっかり整えましょう。

面接官からの印象は転職者の見た目でほとんど決まります面接官に好印象を与えるコツは以下の通りです。

  • 髪の毛やひげを整える
  • 笑顔を絶やさない
  • 大きな声ではっきりと話す など

身だしなみが整っておらず面接官に悪印象を与えると、どんなに良い内容を話しても採用されにくいです。

実際に僕が転職活動をした際に入社を断られた理由を確認したところ「元気がなかった」と伝えられました。話した内容については一切、触れられませんでした。

面接は第一印象がとても大切です。誰でもできる重要な対策ですので、必ず身だしなみを整えましょう。

2.面接対策はしっかり行う

身だしなみは大切ですが、面接の受け答えも重要な要素です。

職務経歴書や履歴書を確認した上で面接に呼ばれているため、企業は転職者に興味を持っています転職の面接でよく聞かれる質問は決まっているので、事前に回答を考えておくことが大切です。

  • 志望した理由は?
  • 長所や短所は?
  • 採用するメリットは何?
  • 自己紹介や職務経歴は?
  • 仕事をする上で大切にしていることは? など

面接官の質問には何かしらの意味があります。しっかり準備をして自分の魅力を話せるようにしましょう。

3.転職先の条件を明確にする

転職先の希望条件を明確にしておくことも転職活動には必要です。

  • 年収が高い
  • 残業なし
  • フレックス勤務
  • フルリモート
  • 完全週休二日制 など

転職先の理想が高すぎると、応募できる求人が無くなってしまいます。1度で理想の職場を探すのではなく、転職を繰り返して理想の職場を見つける意識が大切です。

自分に必要な条件を順位づけして優先度の高い条件を2つほど決め、求人に応募しましょう。

4.複数者に挑戦する

転職活動で1社に落ちたからと言って落ち込まないでください。何社にも挑戦していく根気強さが必要です。

特に経理や事務職は人気職業のため、倍率が高い傾向にあります。コロナ禍で求人が減り高倍率のところばかりです。

また、転職エージェントを利用した際には不採用の理由も聞けるので、徐々に改善しながら複数の企業に挑戦してみてください。

10社や20社受けるくらいの気持ちで転職活動に挑戦しましょう。

簿記2級保持者が取りたい転職に活かせる資格3選

 

簿記2級の他に転職で評価される資格はどのようなものがあるのでしょうか?

こちらでは、簿記2級と特に相性の良い資格について、以下3つの項目で解説していきます。

  1. 日商簿記1級
  2. ファイナンシャルプランナー
  3. マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.日商簿記1級

日商簿記1級は合格率が10%前後の難関資格です。取得するだけで会計のスペシャリストとして企業に評価されます

そのため、大企業の経理や財務で働ける可能性がアップ。高度な実務をこなしていくことで、好条件での転職がしやすくなります。

勉強には1000時間近く必要であり内容が難しいため、独学での合格は困難おすすめの学習法はクレアールの通信講座です。

クレアール独自の非常識勉強法で最短での合格を目指せます。興味のある方はぜひ確認してみてください!

2.ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーは人生にまつわるお金の知識が身に付くため、金融や不動産業界への転職に有利です。

日本FP協会が過去に実施したアンケートでは、金融業界の多くの法人でファイナンシャルプランナーの資格が求めていることがわかっています。

金融業界で個人を相手に仕事をする場合には、ファイナンシャルプランナーの資格を提示することで信頼され結果を出しやすいでしょう。

注意点としてファイナンシャルプランナーは通称で、正式名称はFP技能士(ファイナンシャル・プランニング技能士)です。

ファイナンシャルプランナーについては関連記事「【経験者が語る】簿記とFPはどちらも取得するのがおすすめ!ダブルライセンスのメリットと資格の違いを解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!

【経験者が語る】簿記とFPはどちらも取得するのがおすすめ!ダブルライセンスのメリットと資格の違いを解説

3.マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト

マイクロソフト・オフィス・スペシャリストとは、Office製品(ExcelやWord)の高い知識と技術が身に付いている証明ができる資格です。

簿記を活かした仕事は事務系の仕事が多く、Office製品の利用は避けられません。資格を取得することで転職が有利になる他に、効率的に実務を行えます

スペシャリストとエキスパートの2つの試験があり、それぞれ以下のような特徴があります。

合格率 勉強時間(目安) 特徴
スペシャリスト 約80% ・完全初心者:80時間
・会社で利用している:40時間
実務に活かせる
エキスパート 約60% ・エクセルが苦手:80時間
・スペシャリストを理解している:50時間
改善業務、効率化ができる

まずは実務に直結するスペシャリストを取得して仕事に活かしてみてください。

ぜひこの記事を参考に、簿記2級の資格を活かして転職成功を目指しましょう!