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【スキルが全て】経理に簿記1級がいらないは嘘!専門性を高めて手に職をつけよう【勉強法も紹介】

「経理をするには簿記1級は必要?」
「取得メリットは?」
「取得した後の働き方は?」

そんなお悩みにお答えしていきます。

経理をするのに簿記1級の知識はいらないと考えていませんか。

必要だとしても、勉強する時間がない方も多いですよね。

そこで、今回の記事では

  • 経理で簿記1級がいらないと言われる理由
  • 経理に簿記1級があった方が良い理由
  • 経理に努めながら簿記1級を取得するためのヒント
  • 経理職の簿記1級取得後の転職先

と、経理職と簿記1級の関係性について詳しく紹介します。

ぜひこの記事を参考に、簿記1級を目指してみてください!

経理に簿記1級がいらないと言われる3つの理由

経理に簿記1級はいらないと、よく耳にしませんか?

こちらでは、簿記1級が必要ないと言われる理由について解説していきます。

  1. 資格よりも経歴が重視される場合がある
  2. 膨大な勉強時間が必要のため
  3. オーバースペックになってしまう

それぞれ1つずつ見ていきましょう。

1.資格よりも経歴が重視される場合がある

転職では企業が即戦力を求めるため、経理職の高い専門性が必要なります。

簿記の資格を持っている未経験の方でも、実務の教育は長い時間とコストが必要です。そのため、教育をすることなく働ける経験者が、転職では優遇されます。

また、企業の規模や業種によって、同じ経理でも業務内容が異なることも。

企業ごとのルールに柔軟に対応することが求められるので、簿記の本質を理解している有資格者を優遇する企業もあるでしょう。

2.膨大な勉強時間が必要のため

簿記1級は、とても難易度の高い資格です。

個人の理解度によりますが、平均的に500〜1,000時間ほどかかると言われています。

社会人で仕事をしながら、勉強時間を捻出することは大変ですよね。

経理職として働くうえである程度の知識はあるため、わざわざ時間を割いて資格取得するのは煩わしいと考える方が多いのかもしれません。

忙しい社会人でも、資格合格を目指す方法はあります。

簿記1級の勉強方法については関連記事「【徹底攻略】簿記1級は独学で合格できる!勉強方法4ステップを紹介【おすすめ参考書・講座3選つき】」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!

【徹底攻略】簿記1級は独学で合格できる!勉強方法4ステップを紹介【おすすめ参考書・講座3選つき】

3.オーバースペックになってしまう

実際に簿記1級を取得していなくても、経理の仕事はできます。そのため、必要以上の知識になってしまうと考える方が多いです。

中小企業だと経理と言いながら、事務仕事や雑用などを任されて資格を活かす場所がないと感じる方もいます。

企業によって経理職の業務は様々なので、オーバースペックになってしまうこともあるでしょう。

その場合は、深い知識が求められる大企業の経理職などへの転職がおすすめです。

経理には簿記1級があった方が良い!6つの取得メリットを紹介

経理で簿記1級を取得すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

こちらでは以下の6つを解説します。

  1. 希少性が高い
  2. 転職に優里
  3. 昇進・昇給につながる
  4. 会計知識の理解が深まる
  5. 勉強意欲があることのアピールになる
  6. 仕事においてのモチベーションが上がる

それぞれ1つずつ見ていきましょう。

1.簿記1級は希少性が高い

簿記1級はとても難関資格のため、資格取得者が少ないです。

年間合格者は、1500人ほどなので希少性が高いと言えるでしょう。

転職市場でも、簿記1級を持っている方は少ないので有利です。

2.転職に有利

簿記や会計のプロとして、転職の際に企業から高く評価されます。

経理職や財務部門などは経験者採用が多いですが、簿記1級を取得した能力が評価され未経験からでも転職が可能です。

すでに経理職として働いている方は、実務経験と資格取得をアピールして転職をさらに有利に進められます

大企業からベンチャー企業まで幅広い企業から評価されるため、希望通りの転職がしやすいでしょう。

3.昇進・昇給につながる

簿記1級の資格取得は評価項目に入っていることが多く、人事部に評価されやすいです。

周りから会計のプロとして見られるため、大きな仕事を任される可能性もあります

資格の知識を活かして大きな仕事に取り組んでいけば、昇進できるでしょう。

また、資格手当の対象の場合が多く、月1,000円〜1万円程度の給与アップが見込めます

資格手当と昇進で大幅な年収アップを狙えるでしょう。

4.会計知識の理解が深まる

2級までは簿記のルールを理解して、それに基づき問題を解きました。簿記1級では簿記理論の背景まで理解しなければ、問題が解けず合格は困難です。

簿記理論の背景まで理解している人は、職場でも貴重な人材として重宝されます。

また、簿記1級で深めた知識は、経理職以外の仕事でも利用可能です。

企画や営業担当が帳簿や決済書を読めると、企業の営業状況がわかり仕事に活かせるでしょう。

5.勉強意欲があることのアピールになる

会計や税法は毎年のように改正があります。最新の知識を常にアップデートすることで、企業から高い評価を受けます

また、簿記2級までは取得者が多いですが、簿記1級の合格者は非常に少ないです。希少性の高い資格を取得したら、勤めている会社にアピールしましょう。

6.仕事においてのモチベーションになる

簿記1級を取得できれば仕事へのモチベーションが上がります。

  • 難しい試験を突破したため、自分に自信がつく
  • 深い知識を持っているため、周りから頼られる
  • わからなかったことを理解できる

資格取得後の職場では、働きやすい環境になっているでしょう。

簿記1級のメリットについては関連記事「【取って後悔なし】簿記1級が意味ないは嘘!10のメリットを知り将来に役立てよう【デメリットも解説】」にて詳しく解説しています!ぜひ参考にしてみてください!

【取って後悔なし】簿記1級が意味ないは嘘!10のメリットを知り将来に役立てよう【デメリットも解説】

経理に努めながら簿記1級を取得するための6つのヒント

簿記1級は全ての社会人におすすめな資格ですが、忙しい社会人にとって勉強時間を確保するのは難しいですよね。

どのように勉強時間を、捻出すればいいのか解説します。

  1. 仕事を効率化して定時で帰る
  2. 飲み会を断る
  3. 朝活する
  4. 一緒に勉強する仲間を作る
  5. わからないところは先輩に聞く
  6. 講座を受講する

それぞれ1つずつ見ていきましょう。

1.仕事を効率化して定時で帰る

簿記1級は難関試験なので、長時間の勉強が必要です。

勉強時間をしっかり確保できるかどうかも合否に影響します。

少しでも多く勉強時間を確保するには、仕事終わりのフリータイムを増やすことが重要です。

仕事では朝に1日のタスクを決め、優先度が高い仕事から終わらせます。効率良く業務を進め、翌日でもいい仕事は断り定時で帰りましょう。

学習時間が取れるだけでなく、早く業務を終わらせる工夫をすることになり生産性が上がるのでおすすめです。

2.飲み会を断る

スキルアップするには趣味や遊びの時間を削って、時間を作る必要があります。

1日の勉強時間を決めたら、やらないことを決めなければ継続が困難。おすすめのやめることは、飲み会への参加です。

飲み会に参加すると帰りづらい雰囲気や楽しいムードの影響で、2次会3次会にも参加してしまいます。その日の勉強だけでなく、二日酔いや寝不足で次の日にも影響するリスクも高いです。

飲み会に出ないと周りの目が気になる方も多いと思いますが、欠席の場合でも周囲の人は気にしていません。

思い切って飲み会を断ると時間が作れるため、勉強に集中できるでしょう。

3.朝活をする

効率よく勉強するなら、朝の時間を有効活用しましょう。

朝活は睡眠により前日の記憶や感情が整理整頓されて、クリアになっています

新しいことを学ぶ勉強や、クリエイティブなことを考える作業にぴったりの時間帯です。

朝活で一日をスタートさせ、充実した1日にしましょう。

4.一緒に勉強する仲間を作る

半年から1年ほど勉強するため、モチベーションの維持が難しいです。

途中で勉強をやめてしまう人も多いため、一緒に頑張る仲間を作ると諦めずに頑張れます。

お互いを高めあえる存在がいると挫折せずに、モチベーションを維持できるでしょう。

勉強を教え合うことでお互いの理解度も深まるため、同僚や友人と受験してみてください。

5.わからないところは先輩に聞く

簿記の学習をするうえで、分からない問題が出てくると思います。

自分で考えるのも大切ですが、ある程度考えたら先輩や上司に聞きましょう。

先輩に質問できるのは経理職についている特権でもあるため、有効活用するのがおすすめです。

また、上司や先輩に聞くことで仕事への意欲があると思われ、好印象を与えるメリットもあります。

全てをフル活用して合格を目指しましょう。

6.講座を受講する

簿記1級の学習は難易度が高く、長時間の勉強をやり遂げる必要があります。

学習の効率を上げるには、講座の受講を検討しましょう。

簿記1級の通信口座なら、スタディングが特におすすめ。全ての学習がスマホで完結するため、忙しい社会人にぴったりです。

とにかく値段が安い講座のため、質問サービスがありません。わからない問題に直面したときは、職場の上司や先輩を頼りましょう。

 

スタディングについての詳しい解説は関連記事「【ぶっちゃけ】STUDYing(スタディング)簿記1級の評判とは!通信講座の良い&悪い口コミを紹介【旧:通勤講座】」にて紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!

【ぶっちゃけ】STUDYing(スタディング)簿記1級の評判とは!通信講座の良い&悪い口コミを紹介【旧:通勤講座】

経理職の簿記1級取得後の転職先

実際に経理職が簿記1級を取得すると、仕事に変化はあるのでしょうか?

簿記1級取得後の、主な転職先は以下の通りです。

  1. 会計事務所
  2. 大手企業の経理部
  3. コンサルティングファーム

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.会計事務所

会計事務所のほとんどで、応募条件として日商簿記2級以上が求められます。

簿記1級を取得すると面接で高く評価されるが、中には実務経験を重視している会社もあるので一概には言えません。

簿記1級の資格よりも税理士資格(科目合格者含む)を優先するリスクもあります。将来的に税理士を目指す方には、おすすめの転職先です。

小規模な会計事務所の場合、事務的な仕事もするため資格を活かしきれない可能性があるので注意しましょう。

2.大手企業の経理部

大企業の場合、海外支店会計や連結会計などの日商簿記1級レベルの高度な会計処理が必須です。

簿記1級を取得していれば深い専門知識を身につけている証明となり、超難関の資格を突破した能力の高さや向上心などが企業に高く評価されます。

部長クラスより下の階級の場合、簿記1級を取得している方が少ないです。そのため、希少価値の高い人材として多くの企業に求められます。

大手企業の転職が有利に進むでしょう。

3.コンサルティングファーム

コンサルティングファームは、企業の中期的な戦略を策定するプロジェクト特定の事業テーマに応じた支援などを行います。

仕事を通して、財務諸表から企業の経営状況や財政状態を分析するスキルが身につくでしょう。

クライアントに対して、会計や経営に関するアドバイスを行えるようになります。

また、企業の営業やマーケティング部門においても、決算書の分析力を活かせます。財務諸表から経営状況などを分析するスキルを活かして、活躍できる可能性が非常に高いです。

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ぜひ今回の記事を参考に、簿記1級を取得しスキルアップを目指してみてください!