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【もう悩まない】簿記3級と2級の違いを5つの観点から徹底比較!あなたにおすすめなのはどっちか詳しく解説

「簿記3級と2級ってどんな違いがあるの?」
「独学でも合格できるの?」
「簿記3級と2級のおすすめ講座が知りたい」

そんなお悩みを解決します。

簿記を学習しようと考えているものの、いざ受験となると、どちらの級にすれば良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。

3級と2級に関しては大幅に違いがあるため、慎重に選ぶ必要があります。

そこで、今回の記事では、

  • 簿記3級と2級の基本情報をサクッと解説
  • 簿記3級と2級の違いについて比較!5つの観点から解説
  • 簿記3級?簿記2級?おすすめな人とは
  • 簿記3級と簿記2級に合格するならココ!おすすめの通信講座5選

について解説します。

ぜひ、3級と2級の違いについて知り、簿記試験に備えましょう。

簿記3級と2級の基本情報をサクッと解説

そもそも3級と2級の違いを解説する前に、最低限の情報を知っておく必要があります。

こちらでは、2つの項目について解説します。

  1. 簿記3級とは
  2. 簿記2級とは

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.簿記3級とは

3級のレベルは日商簿記を主催する日本商工会議所のホームページに以下のように記載されています。

基本的な商業簿記を修得し、小規模企業における企業活動や会計実務を踏まえ、経理関連書類の適切な処理を行うために求められるレベル

引用:商工会議所の検定試験(簿記3級)

3級は業種や職種にかかわらずビジネスマンなら最低限、身に付けておくべき知識といっても良いです。

2.簿記2級とは

2級のレベルは日本商工会議所のホームページに以下のように記載されています。

高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル

引用:商工会議所の検定試験(簿記2級)

3級と違い、高度な知識が求められる上に、規模の大きい企業を対象とするのが2級の特徴と言えます。

簿記3級と2級の違いについて比較!5つの観点から解説

3級と2級については違いがはっきりしています

5つの相違点を表にまとめました。

  簿記3級 簿記2級
試験科目 商業簿記 ・商業簿記
・工業簿記
難易度 合格率40%〜56% 合格率12%〜47%
学習時間 100時間 200〜300時間
学習方法 独学でも可能 スクールや通信講座がおすすめ
社会的評価 ビジネスパーソンなら必須の会計知識  企業が求める高度な会計知識

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.試験科目

  簿記3級 簿記2級
試験科目 商業簿記 商業簿記&工業簿記

3級と2級の決定的な違いは試験科目です。

3級は1つの科目のみ学習すれば良いのに対して、2級の場合は工業簿記と呼ばれる内容が新たに登場します。

2級の工業簿記と商業簿記のそれぞれの配点は、以下の通りです。

  • 商業簿記60点満点
  • 工業簿記40点満点

工業簿記は馴染みのない用語が登場し、商品を製造する流れのイメージがしにくいため、難しいと感じてしまう方が多数。勉強を続け内容に慣れれば、商業簿記に比べ点が取りやすい特徴もあります。

近年、商業簿記の難易度が上がっているため、工業簿記で得点を稼いで合格を目指しましょう。

2.難易度

  簿記3級 簿記2級
難易度 合格率40%〜56% 合格率12%〜47%

2級の難易度は3級と比較にならないほど難しいです。

2級の低い合格率を見ると「合格しなかったらどうしよう」と不安になる方も多数。しかし、そこまで深刻に考えなくても大丈夫です。

当日の試験を欠席したり、受験申し込みをしたが諦めたりする方が多いため、合格率が低くなっています。そのため、きっちりと対策を講じていれば、合格は十分に可能です。

また、数年に一度、試験内容の改訂が行われます。2015年の改訂では1級から2級に降りてきた論点があり、格段に難易度が上がりました。

質の良い勉強をコツコツ続ければ合格できる試験なので、不安がらずに受験しましょう。

3.学習時間

  簿記3級 簿記2級
学習時間 100時間 200〜300時間

試験内容や難易度も異なってくるため、必要な学習時間も変わります2級に関しては3級レベルの知識の有無によっても勉強時間が異なります。

基本的な知識を持っている人は150時間で合格できると言われており、簿記を深く理解している場合はさらに時間の短縮が可能です。

ダラダラと長時間学習せずに、いかに時間を有効に使うかが合格への重要なポイントになります。

4.学習方法

  簿記3級 簿記2級
学習方法 独学でも可能 スクールや通信講座がおすすめ

学習方法についても戦略が異なります。3級の場合、市販の本を購入して、独学で合格も十分に狙える資格です。

2級では独学の合格は少し厳しくなるため、スクールや通信講座の利用がおすすめ

特にスクールや通信講座を利用するべき人の特徴は以下の通りです。

  • 3級レベルの簿記を難しく感じた方
  • 挫折しやすい性格の方
  • 自分で学習するのが苦手な方

クオリティの高い教材や講師、充実したサポート体制を行っている所が多いため、スムーズに合格できる可能性が高いです

モチベーションも上がりやすく勉強も捗るので、少し値段がかかっても効率的に学習ができます。

ぜひ自分に合った学習方法を選びましょう。

5.社会的評価

  簿記3級 簿記2級
社会的評価 ビジネスパーソンなら必須の会計知識 企業が求める高度な会計知識

社会における評価も3級と2級で違います。2級まで取得していると、就職や転職で企業に高く評価されやすいです。

転職の際には、2級以上の取得が条件の企業も多いため、さまざまな求人に応募できます。

3級のみだと最低限の簿記知識に限定されてしまい、他人との差別化が図れません。しかし2級の場合、レベルの高い知識を学習するので社会的評価が高く、貴重な人材になれます

経理職や財務部門など企業のお金に関する仕事をしたい場合、2級を取得しておくと良いでしょう。

簿記3級?2級?おすすめな人とは

簿記3級と2級のどちらの受験がおすすめなのでしょうか。

こちらでは5つのパターンで解説していきます。

  1. 全くの簿記初心者の方
  2. ビジネスパーソンとしてスキルアップを目指したい方
  3. 基礎的な簿記スキルを持っている方
  4. 経理や財務の仕事を目指す方
  5. 管理職や経営者を目指す方

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.全くの簿記初心者の方

全く学習した経験がない方は3級の受験がおすすめ

3級は簿記の基礎知識が詰まっており、仕事やプライベートなど活かせる場面が多いです。

3級は初歩的な知識を証明する資格で、小規模企業の経営活動を把握するための商業簿記のスキルを就・転職の際にアピールできます。

初心者で簿記の受験を考えている方は3級から学習を始めましょう。

2.ビジネスパーソンとしてスキルアップを目指したい方

ビジネスパーソンとしてレベルアップを目指す方は3級からの学習がおすすめです。

お金の流れに関する知識を身につけていると、企業から評価され重宝されます。就職や転職を目指す方にも最適と言えます。

3級合格後に2級取得を目指せば合格しやすく、更なるレベルアップが可能です。

ぜひ、簿記3級を取得しビジネスマンとしてキャリアアップを図ってみてはいかがでしょうか。

3.基礎的な簿記スキルを持っている方

簿記における基礎的な知識を持っている方は2級にチャレンジしてみるのもいいです。

お金の動きや流れを理解できていれば、2級も確実な合格を目指せます。2級は3級で学習した内容の延長上にあり、知識を習得していれば理解のスピードが速いです。

自分自身の市場価値を上げるためにも、ぜひ2級を学習してみてください。

4.経理や財務の仕事を目指す方

企業の経理や財務部門の方は、2級を持っておくのが良いです。

経理および財務といった部署では、高度な会計知識が要求されます。専門的な会計知識の保有証明ができる2級を持っていると、企業に評価されやすいです。

お金のプロフェッショナルになる場合、ぜひ2級を持っておきましょう

5.管理職や経営者を目指す方

管理職や経営者の場合、2級を持っておくのがおすすめです。

経営に深く携わるため、お金の流れについて詳しく知る必要があります。

「会社の利益はどのくらいか」「会社を黒字経営するにはどうすれば良いか」などを考えるためには、簿記の知識が必要不可欠です。

会社のトップや創業者はきっちりとお金をマネジメントする必要があり、2級を持っていると経営がしやすいです。

簿記3級と簿記2級に合格するならココがおすすめ!通信講座5選を解説

簿記3級や2級の受験でおすすめの通信講座は5つあります

  1. クレアール
  2. フォーサイト
  3. スタディング
  4. ユーキャン
  5. キャリカレ

それぞれ詳細をみていきましょう。

1.クレアール

引用: クレアール

クレアールはオンラインの動画や音声配信を中心に、効率的な学習や合格メソッドを提唱する通信講座として有名。

受講料は大手より割安ながら、分かりやすい教材と手厚いフォロー体制に評判が高いです。

具体的なサポートは以下の通り。

  • 担任によるアドバイス
  • 電話・メールによる質問受付

不合格になった場合でも学習サポートの期間を延長できるため、安心して受講できますよ。

 

クレアールについては関連記事「【徹底分析】クレアール簿記通信講座はコスパが良いと評判!講師・テキスト・価格の口コミを紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!

【徹底分析】クレアール簿記通信講座はコスパが良いと評判!講師・テキスト・価格の口コミを紹介

2.フォーサイト

引用:フォーサイト

2級合格までを目標にする方にとってはフォーサイトが良いです。DVDの講義動画を中心に据えた通信講座で、特にコストを抑えたい方におすすめ。

なんといっても講義動画がハイクオリティなのがメリット。専用スタジオで収録する動画は、テキストと連動の内容で分かりやすく、マンツーマン講義のような臨場感があります。

評判の高い動画講義の他にもサポートが充実しています。

  • eラーニングを活用した知識確認
  • 学習の進捗管理
  • メール質問

簿記を本格的に学習したい方にとってはおすすめの通信講座です。

 

フォーサイトについては関連記事「【コスパ抜群】フォーサイト簿記講座の評判とは!料金・講師・サポート体制の口コミを紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!

【コスパ抜群】フォーサイト簿記講座の評判とは!料金・講師・サポート体制の口コミを紹介

3.スタディング

引用:スタディング

コスパを重視したいという方にはスタディングがおすすめです。他の通信講座と比較して低価格なため、お財布に優しい講座になっています。

安い価格で購入できる以外にも以下のメリットがあります。

  • 合格お祝い制度がついている
  • 再受講割引がある
  • すきま時間を活用して学習できる

忙しくてなかなか学習しにくい方にとっては、スマートフォンやタブレットで気軽に学習できるためおすすめの通信講座です。

 

スタディングについては関連記事「【1級開講】スタディング簿記講座(旧:通勤講座)の評判とは!テキスト・講師・価格の口コミを紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!

【ぶっちゃけ】STUDYing(スタディング)簿記1級の評判とは!通信講座の良い&悪い口コミを紹介【旧:通勤講座】

4.ユーキャン

引用:ユーキャン

ユーキャンはイラストや図が多いテキストが初心者にもわかりやすいと人気が高いです。

サポート内容も充実しています。

  • 受講生同士で悩みや学習進捗の共有
  • スマホからメール、郵送からの質問受付

一人で学習しているとどうしても不安になりがちですが、仲間と切磋琢磨できる環境があるため挫折しにくいです。

また、講師から的確な回答が得られるため、学習につまづく心配もありません。

 

ユーキャンについては関連記事「【徹底解剖】ユーキャン簿記講座はテキストが良いと評判!料金・費用やサポート体制の口コミを紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!

【徹底解剖】ユーキャン簿記講座はテキストが良いと評判!料金・費用やサポート体制の口コミを紹介

5.キャリカレ

引用:資格のキャリカレ

資格のキャリカレ簿記3級と2級の両方の学習がデフォルトなのが最大の特徴です。

また、他の講座にはない様々なメリットがあります。

  • 90日間でダブル合格が目指せる
  • 就職や転職だけでなく、独立開業に関するサポートをしてくれる
  • 万が一、不合格になっても全額返金保証がついている

3級も2級も合格したいと考えている方にとってはおすすめの講座と言えます。

 

ぜひこの記事を参考に3級と2級の違いについて知り、簿記の試験に備えましょう!